厚生労働省は、令和7年(2025年)度の年金額について発表しました。

 

年金額だけに注目すれば3年連続の増額改定となりましたが、年金財政を維持するために設けられた「マクロ経済スライド」も3年連続で発動するため、増加率は賃金の伸びを0.4%分下回る結果となりました。

 
物価の上昇分を加味すると実質ベースでは目減りとなり、年金の増額改定を手放しで喜べない状況です。